スペインの植民地だったフィリピンでは先住民と中国系の混血者をメスティーソと呼ぶことが多い。これはスペイン本国からフィリピンが遠すぎたため、スペイン人入植者が余り増えなかったためだと考えられる。
北アメリカのカナダでは、フランス人とインディアンの混血者はメティスと呼ばれた。メティスは近年再び一つの民族集団として存在感を発揮している。
ポルトガル語圏アフリカ(アンゴラ、カーボ・ヴェルデ、サン=トメ・プリンシペ、ギニア・ビサオなど)では、メスチーソは黒人と白人の混血、つまりムラートを指す言葉である。
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メスティーソはその起源ゆえに白人からは妾の子として蔑まれ、一方インディオからは征服者の血を引き継ぐものとして疎まれた。メスティーソは両者の中間にあってそのどちらでもない新たな民族集団として振舞うことが多かった。なお、メキシコではインディオがメスティーソを『マリンチェの子』(征服者エルナン・コルテスの妾となった先住民女性マリンチェに由来)と蔑むことがある。